「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」を読んで考えさせられた人生を豊かにするための重要なこと①

現在、「DIE WITH ZERO」(著者:Bill Perkinsさん)とう本を読んでいます。


直訳で「ゼロで死ね」となるこのタイトルはなかなか刺激的ですが、つまり、人生最後は資産をもたなくてよいということ。


貯金が多く、死ぬときが一番お金持ちになると言われてきた日本において、お金を使うという視点で、とても今後の人生において役に立つなと感じたので、備忘録・整理を兼ねて書きます。

私が前半部で強く惹かれたポイントは、以下の3点

  1. 楽しみを先送りしすぎ
  2. お金は貯めるだけでは意味がない。しっかり使う場面では使って、貴重な経験を買うべき
  3. 経験や思い出は誰からも奪えない人生を豊かにする投資であって、ずっと記憶という配当を出し続けてくれるものである

筆者は、節約について上司に話したところ、「そんなはした金を貯めるな」と言われたようです。
また、筆者の同僚は若いときに借金をしてまでもヨーロッパの長期の旅にでかけたということで、そこでの有意義な経験を生き生きと話されるたびに、筆者は自分も行くべきであったと後悔したとのことでした。

やはり、お金を使うのには良いタイミングがあって、よい体験・経験できることはしっかりお金をかけるべきだということだと言うことだと思います。

お金の投資も、早い内から貯め始めた方が複利の力でお金が貯まっていきます。


きっと、人も感受性、吸収力、適応力が高いうちに、お金を払ってでも良い経験をすることで、自分の中で、その経験が長期にわたり複利になって自分の思い出や能力として還元され続けるのではないかと思います。

私が勝手にイメージしたのは

 ・家族や友人との楽しい旅行(経験) → 思い出すたびに楽しい気分になる(配当)


 ・資格試験の勉強(経験) → 今まで理解できなかったことが分かる(配当) → 関連する知識についても理解できるようになる複利

といった感じです。

経済が不安定で、将来の不安がなかなかぬぐえない中では、はやりお金を貯めることにフォーカスしてしまうのはしかたがないこと。


私自身も、将来の不安から最近は貯めることばかり考えていました

まだ前半を読んだだけですが、すでにお金を使うこと・使い方について考えさせられています。


ぜひ書店等で見かけたら手に取ってみてください。

ではでは