債券への投資について

こんにちは。

 

FPの勉強にをするなかで、債券の話題があがり興味をもち、以前試しに少額ながら米国債への投資をしてみました。

 

以前買った米国債の状況はこんな感じです。

損益の状況

1ドル130円くらいのタイミングで購入したので、143円との為替差で現状利益が出ている状態でした。

 

そこで、債券(主に国債)投資のメリット&デメリットについて改めて考えてみました。

 

〇メリット

債券投資の主なメリットの一つは、 株式などと比べて、相対的に投資リスクが低いことだと思います。

各会社が発行した株式はその会社が破綻すれば無価値になります。当然、債券も例外ではなく、各国が発行する債券も国が破綻すれば無価値になってしまいますが、そこはリスクの大きさの問題。

倒産のリスクが1企業と1国のどちらが高い(低い)のかということで、”相対的に”株式投資などに比べて国債の方が投資リスクが低いと考えられるのではないかと思います。

また、債券は購入時点で投資額に対する利回り(為替リスクは考慮せず)を固定できるので、償還期限まで安定した利子収入を計算できると考えられます。

 

〇リスク
メリットのところでも書きましたが、国が破綻するリスクはあります。ですので、通貨や政治情勢などが安定していない国の債権に投資することはリスクが高いと考えられます。そのため、国債の信用格付けを確認し、 信頼性の高い発行者を選ぶことが重要です。(一般的にBBB以上が投資適格とされています。)

また、債券の価格変動のリスクもあります。債券と償還期限の前に売却する場合は、書状価格で取引されます。その市場価格は主に金利変動によって左右されます。債券価格と金利は一般的にシーソーの関係。金利が上昇すると、 既存の債券の価格は下落し、中途売却する際に損失を被る可能性があります。

 

あと、海外の国債に投資する場合は為替リスクがあります…もし外国債購入(外国の通貨購入)時点よりも円に交換する時点で円高となっていた場合は、利回りの減少や損失が発生します。(ただしこれは、プラスになる可能性もあるので、単純に悪いリスクという意味ではありません。)

インフレについても考慮すべきだと思いますが、この点はまたいつか触れたいと思います。


総括すると、 債券投資は安定した収益を求める投資家にとって魅力的な選択肢ですが、金利リスクや国の信用リスクなどの要因を考慮する必要があります。

あくまでご自身のリスク許容度や目標に合わせて、債券投資もご検討してみたはいかがでしょう??

 

ではでは